BIP110に批判の声:自己保管を損ね、資金喪失リスクを招く可能性
AI マーケットサマリー
任意データのインスクリプションおよび特定のTaprootオペコード(例:OP_IF)を対象とする提案中のビットコインのソフトフォークであるBIP-110は、自己保管のワークフローを破壊する可能性があるとして批判を集めている。反対派は、ユーザーは依然として禁止されたスクリプトを使用するアドレスにBTCを受け取れる可能性があるものの、その資金が永久に使用不能になる恐れがある一方、従来のP2PK出力は凍結および盗難リスクに直面すると警告している。マイナー/ノードの支持が弱く、2026年の施行を目標としていることから、ガバナンスの不確実性が高まっている。
影響度
● 高い
影響を受ける資産
BTC/USDT+3.81%
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▼ 弱気
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ビットコイン改良提案(BIP)110は、ソフトフォークによりOrdinalsやRunesなどで使われる任意データのオンチェーン記録を制限し、Taprootのスクリプト・オペコードであるOP_IFなどを無効化する内容とされる。Miniscript系ウォレットや初期のP2PK出力にも影響が及ぶ可能性がある。
批判派は、提案が有効化された後も、禁止対象のスクリプトで生成されたアドレス宛てに送金できてしまう一方、資金が恒久的に使用不能(spend不可)になる恐れがあると指摘する。既存のP2PKアドレスには1.7万BTC超が保管されており、現状では支出可能とされるものの、一時的な凍結や盗難リスクが生じ得るという。
提案は2026年8月、ブロック961632での強制的な有効化が見込まれているが、現時点でマイナーおよびノードの支持は限定的とされる。今回のアップグレードは、BTCの中核的な価値命題である自己保管の安全性を直接的に脅かすとの見方が出ている。