米国債市場、FRBが実施しない可能性のある利上げを織り込む
FRBの金融政策の先行きに対する見方が市場参加者の間で大きく割れ、金利先物では初秋までに少なくとも1回の利上げが織り込まれている。資産運用会社の一部は、2026年後半に原油価格の下落や労働市場の軟化でインフレが和らぐとして、据え置きや最終的な利下げを見込む。こうしたFRBのタカ派的な発信を受け、米国債の利回り曲線は短期金利主導でフラット化した。銀行の予測も分かれ、Citiは10月にも25bpの利下げを想定する一方、BofA Securitiesは年内に25bpの利上げを3回と見ている。