可可相場が急反発、NYは6カ月高値・ロンドンは9.25カ月高値に
AI マーケットサマリー
ココア先物は急騰した。バリー・カレボーが第3四半期の取扱量が5.7%増加したと報告し、長期の低迷後に需要が安定しつつあることを示したためだ。供給リスクは高まっている。コートジボワールとガーナでの大雨が物流を混乱させ、病害リスクを押し上げているほか、強いエルニーニョとなる可能性に関する予測や2026/27年産の早期作柄調査は、西アフリカの産出減少を示唆している。一方で、ICE在庫の増加と港への到着量の強さが、目先の逼迫という見方を和らげている。
影響度
● 中
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ニューヨークとロンドンの可可先物は、いずれも6.6%超上昇し、NYは6カ月ぶり、ロンドンは9.25カ月ぶりの高値となった。世界最大の可可加工会社Barry Callebautが第3四半期の販売数量が5.7%増と、2年超ぶりに増加へ転じたことが買い材料となった。西アフリカ主産地での豪雨による物流の混乱や病害リスクに加え、強いエルニーニョが乾燥を強めるとの警戒、さらにコートジボワールの2026/27年産が180万トン(前年比18%減)にとどまるとの初期調査も相場を押し上げた。一方で、港湾への到着量は前年比20%増、在庫も約2年ぶり高水準にあるものの、市場の焦点は中長期の供給収縮見通しに移っている。