エルニーニョと中東戦争再燃でフィリピンの物価上振れが長期化する可能性=中銀
AI マーケットサマリー
フィリピン中央銀行は、エルニーニョ現象に伴う食料リスクと、中東での紛争再燃によって原油価格が高止まりしていることを背景に、インフレ率が目標を上回る状態がより長く続く可能性があると警告した。総合インフレ率が4.8%、コアが4.4%となる中、政策当局者はペソ安や賃上げとあわせて、さらなる引き締めに傾く姿勢を示した。このニュースは、輸入国経済における石油供給とエネルギーコストへの感応度を改めて浮き彫りにし、短期的に原油連動のインフレリスクを下支えする。
影響度
● 中
影響を受ける資産
NCCO1OILBRENT2USD/USDT-0.35%
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▼ 弱気
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フィリピン中央銀行は、迫るエルニーニョ期や中東紛争の再燃で物価圧力が強まれば、インフレ率が目標レンジを上回る状態が長引く可能性があると警告した。6月時点のインフレ率は平均4.8%で、BSPの許容レンジである2%-4%を超過し、コアインフレ率も4.4%と約3年ぶりの高水準に達した。政策金利は累計50bp引き上げられて4.75%となっており、市場では年内に25bpの追加利上げを見込む声がある。上振れリスクとして、原油高、ペソ安(1ドル=61ペソ超)、最低賃金引き上げ、食料価格の不確実性が挙げられている。