グレースケールがZEC現物ETFへの転換を申請、Zcashが8年ぶり高値
AI マーケットサマリー
グレースケールがZcash Trustを米国の現物ZEC ETFに転換する申請を行ったことを受け、Zcashは8年ぶりの高値まで急騰し、急激な上放れと出来高増加を引き起こしました。この動きはZECにおける規制・商品面の選択肢が再び広がったことを示していますが、RSIが70を上回っていることから、足元のポジショニングは過熱気味に見えます。サンティメントのデータでは、6月と比べてソーシャルでの言及が低調であることが示されており、この上昇は幅広い個人投資家の参加というよりも資金フローによって牽引されていることを示唆しています。
影響度
● 普通
影響を受ける資産
ZEC/USDT+7.45%
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▲ 強気
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Zcash(ZEC)が急騰し、8月21日に一時865ドルまで上昇。2018年1月以来の高値を付けた。6月の安値近辺(約250ドル)からは約3.4倍となる。
相場上昇のきっかけとして、市場ではグレースケール(Grayscale)が「Zcash Trust」を米国の現物ETF(spot ZEC ETF)へ転換するための申請を行ったことが注目された。The Blockは、この申請を受けてラリーが800ドル台を突破する動きが加速したと報じている。
価格推移を見ると、ZECは6月6日時点で約362ドルだったが、8月21日までに約796ドルへ上昇し、上昇率は約120%。上げの大半は短期間に集中し、8月18日の約509ドルから8月21日の733ドルへと4日程度で急伸した。上昇局面では出来高も拡大し、600ドル、650ドル、700ドル、750ドルと節目を上抜ける局面で取引が厚くなった。提供チャートでは直近終値809.90ドル、高値813.60ドル、始値802.29ドルが示されている。
一方、センチメント(Santiment Intelligence)のデータでは、価格の急騰に比べてSNS上の盛り上がりは限定的だった。ZECへの言及数は、6月の底入れ前日である6月5日に1,116件まで増えていたが、8月21日は138件にとどまり、6月の約8分の1。Santimentは、価格が上がってもソーシャル活動は5月並みの水準に戻った程度だとしている。
テクニカル面では、RSIが71.07と、一般的な過熱感の目安とされる70を上回る水準。MACDはライン72.37、シグナル67.21、ヒストグラム5.16。注目される価格帯としては800ドル、750ドル、700ドル、650ドルが挙げられている。
なおZECは、過去最高値3,191ドルと比べると依然として約73%低い水準にある。6月の下落局面については、AIによって重大な偽造(counterfeiting)脆弱性が発見されたことが背景とされ、提供情報ではこの脆弱性が4年間にわたり有効だったとされている。