XRP、1.3080ドルに下落 ETF流出とマクロリスク拡大で
暗号資産全体の上昇が一服し、投資家需要が冷え込むなか、XRPの下落が続いた。XRPは1.3080ドルまで下げ、9月18日以来の安値。9月高値から約20%低い水準にある。弱気のテクニカルパターンが形成され、ETF流出も増えており、下落が深まる可能性がある。
ビットコインや他のアルトコインもここ数週間で反落した。全トークンの時価総額は9月の約3兆ドルから、現在は2兆7000億ドルに減少した。この下落は、現物、先物、ETF市場で需要が細ったことと重なる。
CoinGeckoのデータによると、XRPの24時間取引高は前週同日の17億ドル超から14億ドルに減少した。現物型XRP ETFは金曜日に247万ドル超の資金流出。前日は10万4000ドルの流出。週間では180万ドルの純流出となり、7月以来初の週間流出となった。BitwiseのXRPファンドの資産残高は5億4100万ドル、FranklinのXRPZは3億9000万ドル。
XRP先物の未決済建玉は28億ドルに減少し、9月17日以来の低水準。先月は37億8000万ドルでピークを付け、現在は高値から約26%低い。未決済建玉の減少は通常、レバレッジ取引の需要減退を示す。
XRPの軟調は、マクロ経済リスクの高まりと重なった。中東危機の激化を受け、国際指標のブレント原油は110ドルを突破。WTI原油は101ドルまで急騰した。米国債利回りも上昇を続け、10年債利回りは5.10%に達した。
日足チャートでは、XRPはここ数日で1.6465ドルから1.3082ドルへ下落。9月15日の安値である1.2470ドルのネックラインを下抜けようとしている。50日移動平均と200日移動平均が交差するデッドクロスを形成する動きも見られる。RSIとMACDは低下が続いている。売り手が心理的節目の1.00ドルを狙うなか、XRPの下げが続く可能性がある。1.3840ドルの抵抗線を上抜ければ、弱気見通しは無効になる。