米国の現物ビットコインETF、純流入3,100万ドル BTCは8.4万ドル接近

AI マーケットサマリー
米国の現物ビットコインETFは9月28日に純流入が3,100万ドルとなり、複数日にわたる流入の連続を延長するとともに、8万4,000ドル近辺での不安定な価格推移にもかかわらず、機関投資家の需要が継続していることを示した。流入はIBITが主導する一方で、GBTCとFBTCは流出となり、広範なリスクオフというよりもETF複合体内でのローテーションを示唆する。直近数日と比べた合計の小ささは勢いの鈍化を示すものの、主要なテクニカル水準付近では資金フローは依然として下支え材料となっている。
影響度
● 普通
影響を受ける資産
BTC/USDT+1.06%
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▲ 強気
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米国の現物ビットコイン上場投資信託(ETF)は9月28日、合計で3,100万ドルの純流入を記録し、資金流入の連続を維持した。ビットコイン(BTC)が8万4,000ドル水準へ戻りを試す局面で、ETFへの買いが続いた格好だ。 個別では、ブラックロックのiShares Bitcoin Trust(IBIT)が5,480万ドルの純流入で首位。GrayscaleのBitcoin Mini Trust(BTC)も1,030万ドルの純流入となった。一方、フィデリティのFBTCは1,090万ドルの純流出、GrayscaleのGBTCも2,320万ドルの資金流出となり、全体の増加分を一部相殺した。その他の主要な現物ビットコインETFは、この日の流入が目立たなかった。 今回の3,100万ドルは規模としては小さいものの、米国現物ビットコインETF市場の堅調な流入局面を延長する結果となった。直近では9月21日に9億9,900万ドルの純流入を起点に、9月22日は7億1,470万ドル、9月23日は3億4,690万ドル、9月24日は1億9,070万ドル、9月25日は1億3,450万ドルと流入が続いている。最新データからは、買いの勢いが大きく鈍化していることも読み取れる。 BTC価格は過去24時間で荒い値動きとなった。前日早朝に8万3,000ドルを割り込んだ後、8万3,500ドルを上回り、一時8万4,000ドルを突破。その後は約8万2,800ドル近辺まで下押ししたが買い戻しが入り、再び急伸して8万4,100ドル前後まで上昇した。足元では8万3,700ドル付近へ押し戻されている。 8万4,000ドル近辺を繰り返し試す展開が続いており、短期の重要水準として注目される。下落局面からの戻りは速い一方で、同水準を明確に上抜けて定着する動きはなお限定的だ。ETFへの資金流入が続いていることは、価格変動が大きい中でも機関投資家需要が底堅いことを示している。