米国スポットETF資金流入:ビットコインに1.75億ドル、イーサリアムに2,646万ドル
AI マーケットサマリー
米国の現物ビットコインETFは3日連続の資金流入を延長し、純流入額は1億7,500万ドル(ブラックロックのIBITとフィデリティのFBTCが主導)となった。これに加え、堅調なセッションで約9,450 BTCが吸収され、相当規模のショート清算が発生したとの報告もあった。イーサリアムETFも、ファンド別のフローがまちまちながら、純流入で2,646万ドルを集めた。これらのデータは、ETFを通じた機関投資家需要を裏付け、現物供給を逼迫させ、暗号資産全体の短期的なリスクセンチメントを下支えしている。
影響度
● 高い
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米国のスポット型ビットコインETFは9月4日(米東部時間)、純流入額が1億7,500万ドルとなり、資金流入は3営業日連続となった。SoSoValueによると、ブラックロックのIBITが1億1,700万ドルで首位。フィデリティのFBTCも5,722万ドルを積み増し、2本で当日の流入の大半を占めた。
同日のスポット型イーサリアムETFも、合計で2,646万ドルの純流入を記録した。もっとも、ファンド別の動きはまちまちで、ブラックロックのETHAは5,779万ドルの流入、ETHBは1,644万ドルの流入だった一方、フィデリティのFETHは4,830万ドルの純流出となった。
市場では、ビットコインが8万1,000ドルを上回った局面でETF買いが重なったことが意識されている。アナリストのDarkfostは、金曜日にビットコインETFへ約9,450BTC(約7億3,080万ドル相当)が流入したと推計し、上昇局面ではショートの巻き戻しが進んだと指摘。過去24時間ではショートポジションの清算が4億4,800万ドル超に達したとしている。
また、2024〜2026年のフロー推移では、2024年10〜12月にかけてビットコインETFの流入が急拡大し、1日当たり最大で約13.5億ドル規模の流入が観測された一方、別の日には約5億ドルの流出も発生。2025年3月にはビットコインの調整局面と重なり、流出が約10億ドルに達した。4〜7月には8億ドル超の流入が複数回あり、最大で約12億ドルに迫る日もあった。2025年終盤から2026年初にかけては、8億〜9億ドル近い流出が繰り返され、価格も弱含んだ。直近では、8月から9月上旬にかけて流入スパイクが複数回見られ、約6億〜7億ドル規模に達する日がある一方、足元の流出は相対的に小さい水準にとどまっている。