米現物ビットコインETF、7月16日に純流入7,915万ドル ブラックロック"IBIT"が首位

AI マーケットサマリー
米国の現物ビットコインETFは7月16日に純流入が7,915万ドルとなり、ブラックロックのIBITとフィデリティのFBTCに集中した。これは機関投資家の需要が継続していることを示し、最大手発行体の優位性を改めて強化した。これに対し、現物イーサリアムETFは純流出が2,804万ドルとなり、短期間のプラス基調を終えた。資金フローの乖離は、BTCとETHの短期的な相対ポジショニングに影響を与える可能性がある一方、暗号資産ETF全体の活動は引き続き選別的である。
影響度
● 中
影響を受ける資産
BTC/USDT+0.67%
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● 中立
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米国の現物ビットコインETFは7月16日、純流入額が7,915万ドルとなり、資金流入が続いた。データはSoSoValue。現物イーサリアムETFは同日、純流出2,804万ドルと対照的な動きだった。 ビットコインETFの流入は上位2本に集中した。ブラックロックのIBITが3,344万ドルで首位、フィデリティのFBTCが3,073万ドルで続いた。ビットワイズのBITBは1,498万ドルの純流入。グレースケールのGBTCおよびBTC、アークのARKB、ヴァンエックのHODL、Valkyrie、Morgan Stanley、Franklin、Invesco、WisdomTree、Hashdexの各ファンドは、当日の純流入出がゼロだった。 個別ファンドの累計では、IBITが現物ETF上場以降の純流入累計603億5,000万ドルと突出し、FBTCは99億7,000万ドルで2位。30億ドルを超えるファンドは他にない。保有残高の増加でもIBITが目立ち、7月16日に521.05BTCを積み増し、当日の増加量としてはビットコインETFで最大だった。FBTCは478.70BTC、BITBは233.40BTCをそれぞれ追加した。 一方、グレースケールのGBTCは累計で依然として例外的な動きが続く。ETF転換後の累計純流出は273億3,000万ドル。これに対し、低手数料の新設ファンドBTCは累計純流入25億6,000万ドルとなっている。 イーサリアムETFは7月16日に純流出2,804万ドルとなり、短期のプラス基調が途切れた。例外はビットワイズのETHWで、同カテゴリーでは当日最大となる228万ドルの純流入を記録。それでも現物イーサリアムETF全体の累計純流入は110億4,000万ドル、総純資産は約101億ドルと、長期ではプラス圏を維持している。 市場全体では、7月16日時点で現物ビットコインETFの累計純流入は512億2,000万ドル、総純資産は777億2,000万ドル。7月16日の売買代金は9億9,790万ドルだった。 直近のフローは振れが大きい。7月15日は純流入1億780万ドル、7月14日は1億8,108万ドルの純流入だった一方、7月13日は4億2,466万ドルの純流出。こうした動きが重なり、7月16日までの週次では、日次でプラスが3日あったにもかかわらず、週間合計は5,662万ドルの小幅なマイナスとなった。売買代金も月初に1日15億ドル超の日が続いた後、足元では10億ドルを下回った。 足元では、ビットコインETFへの資金関心は底堅く、IBITが流入を主導する構図が続く。イーサリアムETFは相対的に不安定で、1日の流出が小幅な週間の積み上げを削る展開となった。