米6月雇用統計が市場予想を下回る FRB利上げ観測は先送りへ

Odaily Planet Dailyによると、米国の6月雇用統計では失業率が低下した一方、雇用の伸びが大きく鈍化し、年初から続いていた雇用増加の勢いにブレーキがかかった。 米労働省労働統計局(BLS)が木曜日に発表したデータでは、過去2カ月分の非農業部門雇用者数が合計7.4万人下方修正されたうえで、6月の非農業部門雇用者数は前月比5.7万人増にとどまった(市場予想は11.0万人増)。 失業率の低下は労働参加率の大幅な低下が主因とされる。労働参加率が下がる局面では、求職を断念する、早期退職する、就学に戻るなどの理由で労働市場から退出する人が増え、失業者および労働力人口としてカウントされなくなるため、統計上の失業率が押し下げられる。 発表後、金(スポット)は一時上昇し、市場ではFRBの利上げ見通しが後退。利上げ時期の織り込みは10月から12月へと移り、現在は12月の利上げ期待が全面的に織り込まれているという。(Jin10)