米CFTC、イベント契約をスワップに位置づける2規則案をOMBに提出

AI マーケットサマリー
CFTCは、イベント契約をスワップとして扱う可能性がある一方でカジノ型商品を除外する2つの規則をOMBに送付した。これはパブリックコメントに先立つ手続き上のステップであり、暫定規則は即時発効する。連邦控訴裁判所の相反する判断や、予測市場をめぐる進行中の州レベルの紛争と並行するこの取り組みにより、規制上および管轄上の不確実性が高まっている。OMBの開示では、別途の暗号資産に関する事前規則も示されており、米国のデジタル資産に関する規制リスクが引き続き焦点となっている。
影響度
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Gold Financeによると、米商品先物取引委員会(CFTC)は10月1日、2本の規則をホワイトハウスの行政管理予算局(OMB)に提出し、審査を求めた。1本目はイベント契約をスワップの規制上の定義に含める案。もう1本は「暫定最終規則」として、"カジノ的なギャンブル商品"をスワップ定義から除外することを狙う。OMBは今週、文書日付9月28日として両規則を受理した。 OMB審査は通常、パブリックコメント募集に移る直前の最終段階とされる。暫定最終規則は直ちに発効しつつ、追加の意見募集と修正の余地を残す設計だ。 今回の動きの背景には、予測市場(prediction markets)をめぐるCFTCと複数州との対立がある。イベント契約は一般に、スポーツや選挙など測定可能な結果に対して「はい/いいえ」の二択で賭ける商品を指す。 先週、米第6巡回区控訴裁判所はKalshiのスポーツ契約について、スワップではなく州のギャンブル法の下で規律されるべきだと判断した。第8巡回区も同趣旨の判断を示した。一方、第3巡回区は以前、予測市場に対するCFTCの管轄権を認めており、連邦レベルで判断が割れている。 CFTCのマイク・セリグ委員長は、予測市場に関してCFTCが排他的管轄権を持つと主張している。イベント契約がギャンブル商品ではなくスワップに分類されれば、Kalshiなど予測市場プラットフォームに対する複数州の訴訟戦略に影響し得る。 法律上、CFTCは5人のコミッショナーで構成されるべきだが、トランプ大統領は追加メンバーをまだ指名していない。現在はセリグ氏が唯一のコミッショナーで、単独で規制・政策判断を進めている。 また、OMBの開示によれば、CFTCは暗号資産(仮想通貨)規制に焦点を当てた「プレルール(prerule)」も最近ホワイトハウスに提出した。