米ビットコイン現物ETFに2,113万ドル流入、イーサリアムETFは9日連続で資金流出

AI マーケットサマリー
米国の現物ビットコインETFは小幅な純流入(2,113万ドル)を記録した一方、現物イーサリアムETFは大幅な純流出(5,610万ドル)となり、ETHの純流出は9日連続に延びた。オンチェーンデータも、BTCの取引所残高が減少する(取引所の供給が逼迫)一方で、ETHの取引所残高が増加している(売り圧力となる流動性が増える可能性)ことを示している。この乖離は、同時に進行する価格下落の中で、ETHに対するBTCの相対的な機関投資家需要の強さを浮き彫りにし、短期的なポジショニングと流動性の見通しを形成している。
影響度
● 普通
影響を受ける資産
ETH/USDT-0.26%
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● ニュートラル
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米国のビットコイン(BTC)現物ETFは10月9日、SoSoValueの集計で純流入2,113万ドルを記録した。ブラックロックのIBITが2,238万ドルの資金を集め、フィデリティのFBTCは358万ドルの純流出となった。 一方、イーサリアム(ETH)ETFは同日、純流出5,610万ドル。ブラックロックのETHAからの引き揚げが流出の内訳とされ、資金流出は9営業日連続に伸びた。Wu Blockchainは10月10日(2026年)に関連投稿を行っている。 オンチェーン動向では、Santimentが10月4日〜10月8日の期間について、取引所にあるETH残高が10万ETH超(約2%)増加したと報告した。対照的に、同期間の取引所BTC残高は約1万5,000BTC減少。Santimentは"ビットコインは取引所から流出し、イーサは取引所へ戻っている"と指摘した。価格面では同期間にETHが約10%下落、BTCは約6%下落したという。 ETF資金フローの推移をみると、Coinglassのデータでは2024年1月〜2026年10月にかけて流入・流出が繰り返されている。BTC ETFでは、2024年末から2025年初にかけて約13.5億ドル規模の流入が見られた一方、2025年3月前後には10億ドル近い流出も観測された。2026年7月以降は日次の動きが増えたものの、直近は方向感が定まっていない。 ETH ETFも日次フローの振れが続き、価格推移と併せて変動している。ETHは2025年9月頃に4,500〜4,800付近まで上昇後、2026年半ばに1,500〜2,000近辺へ下落。足元では2,000〜2,500への持ち直しが示される一方、2,500付近では再び上値の重さが意識されている。 提示されたデータからは、ETFフローが両資産の価格変動の唯一の要因だと結論づけることはできない。