米国の現物ビットコインETF、9月の純流入は26.5億ドル
AI マーケットサマリー
米国のスポット・ビットコインETFには9月に約26.5億ドルの純流入があり、2025年10月以来で2番目に大きい月間合計となり、機関投資家の需要が引き続き活発であることを裏付けた。スポット・イーサリアムETFも9月に相当規模の流入を記録したが、10月初旬のフローは分岐し、ETHは流出となった。継続的なETF需要はリスクセンチメントの改善を支える一方で、今後発表される米国の雇用・インフレ指標およびFRBのコミュニケーションは、暗号資産のポジショニングに影響し得る金利見通しの変化にとって引き続き重要である。
影響度
● 高い
影響を受ける資産
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▲ 強気
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米国の現物ビットコインETFは9月、純流入が約26.5億ドルに達した。SoSoValueのデータによると、8月の35.2億ドルには届かなかったものの、過去1年の水準と比べれば高い流入が続いている。9月の月間純流入額としては、2025年10月以来の大きさで2番目となった。
現物イーサリアムETFも9月に8億3,243万ドルの資金流入を記録したが、8月の18.5億ドルからは減少。9月の流入規模は、2025年8月の上場開始以降で月次ベース2番目の大きさだ。
10月初日の取引日もビットコインETFへの資金流入は続き、純流入は1億270万ドル。対照的に、イーサリアムETFは5,540万ドルの純流出となった。
Zeus Researchのアナリスト、Dominick John氏はThe Blockに対し、ETFへの資金流入は機関投資家需要が"衰えていない"ことを示し、より持続的な回復につながる可能性があると指摘。第4四半期の底入れが見えつつあるなか、流入の継続は市場心理の改善を示唆し、年末に向けて強気見通しの土台になり得ると述べた。
The Blockの価格データによれば、ビットコイン(BTC)は直近24時間で3.1%上昇し、米東部時間の金曜午前1時時点で86,626ドル。イーサリアム(ETH)は1%高の2,735ドルだった。
Crypto Fear and Greed Indexは69で"Greed"(強気)圏。John氏は、センチメントは強まっているものの極端な水準には達していないとの見方を示した。
同氏はまた、機関投資家需要の持続性を測るうえでETFへの資金フローを注視する動きが続くとしたうえで、米国の主要経済指標にも注意が必要だと指摘。10月8日の新規失業保険申請件数は労働市場の追加材料となり、インフレ指標やFRB関係者の発言次第で金利見通しが動く可能性があるとしている。