SOL、市場活況を追い風に1カ月ぶり高値圏 $119まで上昇
AI マーケットサマリー
SOLは、暗号資産市場全体の反発が広がる中で価格が従来のレジスタンスを上抜け、ストップを巻き込みつつ大規模なショートカバーを誘発したことでアウトパフォームした。清算(約3,370万ドルで、主にショート)に加え、先物出来高の89%増と建玉の増加は、リスクテイクの再開とデリバティブ活動の高まりを示しており、短期的なボラティリティを押し上げている。Solana関連のETF商品への数週間にわたる純流入が報じられており、機関投資家の資金フローによる追い風という物語を下支えする一方で、モメンタムはテクニカル面で未確認のように見える。
影響度
● 普通
影響を受ける資産
SOL/USDT+5.86%
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▲ 強気
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CoinDeskによると、ソラナ(SOL)は9月21日に一時119ドルまで上昇し、前日比8%高を記録した。暗号資産(仮想通貨)市場全体の反発を受け、これまでの抵抗線を上抜けたことで、ショートカバーと新規の買いが重なり上昇が加速した。
上昇は約110.69ドル付近から始まり、112.50ドルを超えた局面でストップロス注文が発動。ショートの買い戻しも加わり、価格は119ドルまで伸びた後、116ドル前後へ押し戻された。過去24時間のSOL関連ポジションの清算額は3,370万ドル超。このうちショート清算が約3,042万ドルと、全体の約90%を占めた。
急騰後は短期的な値動きが荒くなっており、先物市場では出来高と建玉が同時に増加。デリバティブ市場の取引活況も確認され、SOL先物の取引高は89%増の133.3億ドル、建玉は9.1%増の72.8億ドルとなった。一般に、関連する契約市場へ資金が戻っているサインとされる。
機関投資家マネーの流入も続く。報道では、ソラナETFの純流入が12週連続で継続し、累計の純流入額は14億ドル超に達したという。市場では、足元のセンチメント改善を支える材料の一つと受け止められている。
テクニカル面では、ベテラントレーダーのピーター・ブラント氏が週足で"5年規模のカップ&ハンドル形成"の可能性を指摘。2021年高値から2022年安値までが"カップ"に相当し、その後の長期レンジが"ハンドル"を形作るとの見立てだ。市場の注目は240ドル近辺に集まっており、この水準を持続的に上抜ければパターンの確度が高まる。現状の約116ドルから240ドルへ到達すれば、上昇率はおよそ106%となる。
一方、短期の急伸を受けて利確が出やすい局面でもある。80〜85ドルは重要なサポートとされ、このゾーンを割り込むと週足パターンの見通しが弱まる可能性がある。指標面ではADXが20に近づいており、トレンドの強さはまだ明確ではない。ATRの低下はボラティリティの縮小を示し、価格が圧縮局面にあることも示唆する。SOLは一時的な高値を付けたものの、上昇を継続できるかは主要な抵抗線を上回って推移できるかにかかっている。