Securitize、NYSE上場と同時にSolana・Avalancheで株式トークン化版を提供開始
AI マーケットサマリー
Securitize's NYSE上場(SECZ)と、SolanaおよびAvalanche上でのトークン化株式の同時オンチェーン発行は、公開株式とブロックチェーン決済の注目度の高い融合を示している。ローンチ時に約2億6,600万ドル相当のトークン化株式を発行したことは、トークン化株式の信頼性を強化し、オンチェーンでの所有に向けた公開市場に準拠したレールを浮き彫りにする。選定チェーンとしてのSolanaは、機関投資家およびDeFi隣接の採用を加速させ得る検証を得る。
影響度
● 高い
影響を受ける資産
SOL/USDT+3.86%
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▲ 強気
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Securitizeは7月2日、ニューヨーク証券取引所(NYSE)にティッカー"SECZ"で上場し、同日に同社株式のトークン化版をSolanaおよびAvalanche上で取引可能とした。上場企業がNYSEでの取引開始とオンチェーンでのトークン化株式発行を同時に実行するのは前例がない。
今回の上場は、SecuritizeがCantor Equity Partners IIとのSPAC合併を完了したことを受けたもの。株主承認は6月29日に得ており、取引により約4億ドルの資金調達が見込まれていた。上場初日には、約2億6,600万ドル相当のトークン化SECZ株式が発行され、ローンチ時点で最大規模のトークン化株式となった。NYSEでのSECZ株は初日終値ベースで8%超上昇した。
SecuritizeはNYSEの指定デジタル移転代理人(digital transfer agent)も務めており、この関係は2026年3月に締結された覚書(MOU)で正式化されている。
投資家にとってのポイントは、同一の株式(同一の権利)を、異なる"レール"で保有できる点にある。従来型の投資家は通常の証券口座からSECZを売買できる一方、暗号資産(クリプト)投資家はSolanaまたはAvalanche上でトークン化版を保有できる。
Securitizeはこれまでにも、2024年12月にExodus Movementの公開株式について初のオンチェーン発行を実施し、EXOD株をトークン化している。また、BlackRock向けに運用資産残高(AUM)40億ドル超を管理している。
今後の注目点として、トークン化株式の発行チェーンにSolanaとAvalancheが選ばれたことが挙げられる。特にSolanaにとっては、NYSE上場株式の"二重上場"(取引所とオンチェーン)を初めて自チェーン上に迎える形となり、エコシステムの信頼性を示す材料となる。さらに、オンチェーン決済のトークン化株式が普及すれば、DeFiプロトコルとの組み合わせ(コンポーザビリティ)が進む可能性がある。理論上はSECZトークンを担保にした取引、24時間365日の売買、自動化戦略への組み込みといった用途が視野に入る。