リップル、ブレバン・ハワードとの提携を拡大 マルチアセット対応を強化

AI マーケットサマリー
RippleはBrevan Howardとの提携を拡大し、同オルタナティブ資産運用会社に対して、Ripple Primeのマルチアセットのプライム・ブローカレッジ、クリアリング、ファイナンスへのアクセスを提供した。この動きは、伝統的資産とデジタル資産をまたぐインフラに対する機関投資家の需要が高まっていることを示しており、単一のカウンターパーティの下での業務効率とクロスマージニングを改善する。これにより、Rippleのウォール街におけるポジショニングが強化され、より深い機関投資家統合を通じてXRPエコシステムの信頼性が補強される。
影響度
● 普通
影響を受ける資産
XRP/USDT+0.98%
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▲ 強気
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XRPを手がけるリップルは、世界有数のオルタナティブ運用会社ブレバン・ハワードとの協業を拡大した。10月6日に公表した内容によると、機関投資家による伝統資産とデジタル資産をまたぐインフラ需要の高まりを踏まえ、両社の関係を一段と深める。 ブレバン・ハワードはリップルの機関向けサービス「Ripple Prime」を通じ、マルチアセットのプライム・ブローカレッジ、清算、ファイナンスにアクセス可能となる。プラットフォームは運用オペレーションの簡素化と資本効率の向上を狙う設計で、資産クラスや商品を横断して活用できるとしている。 ブレバン・ハワードのアラン・マクグローティー・グループCOOは「デジタル市場と伝統市場の結び付きが強まる中、投資家にシームレスな体験を提供する機関投資家品質のデジタル資産インフラへの需要は拡大している。リップルは差別化されたプラットフォームを構築しており、運用の容易さと資本効率の向上が期待できる」と述べた。 両社の関係は、リップルがSEC(米証券取引委員会)との法的紛争を和解した後の数カ月にさかのぼる。2025年に実施されたリップルの5億ドルの戦略投資には、ブレバン・ハワードの関連会社が運用するファンドが参加しており、今回の合意は通常の顧客オンボーディングを超える意味合いを持つ。 Ripple Primeは最近、機関投資家向けのデルタワン取引プラットフォームを立ち上げ、ヘッジファンドや資産運用会社などが米国上場株式、株価指数、デジタル資産を対象にトータル・リターン・スワップ(TRS)を執行できるようにした。単一のカウンターパーティー関係の下で、資産クラスをまたいだエクスポージャーのクロスマージンにも対応する。 Ripple Primeはもともと「Hidden Road」として知られていたが、リップルが12億5,000万ドルで買収。これによりリップルは、グローバルなマルチアセット・プライムブローカーを保有・運営する初の暗号資産企業になったという。報道によれば、同事業は年間で3兆ドル超を清算し、300超の機関投資家顧客を抱える。 今回の提携拡大は、リップルが暗号資産の枠を超えてウォール街での存在感を固める戦略の一環と位置付けられる。