ONDO Financeの"IVVon"、時価総額7,000万ドル規模に到達 オンチェーン最大のトークン化ETFに
AI マーケットサマリー
BlackRock"のIVVをトークン化してラップしたONDO Finance"のIVVonが、オンチェーン時価総額(主にEthereum上)で約7,000万ドルを突破し、2026年初頭以降で3倍超となった。この節目は、トークン化された伝統的資産をめぐるナラティブを強化し、株式エクスポージャーに対するオンチェーン需要の加速を浮き彫りにするとともに、別個のSEC準拠モデルを通じた規制対応ルートの拡大と並行して、ONDO"のプラットフォーム規模(TVLは10億ドル超)の拡大を示している。
影響度
● 普通
影響を受ける資産
ONDO/USDT+11.66%
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▲ 強気
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世界で最も利用されている指数ファンドのトークン化版が、オンチェーンETFとして最大規模に浮上した。ONDO Financeの"IVVon"は、BlackRockのiShares Core S&P 500 ETF(IVV)をブロックチェーン上のトークンとして扱えるようにした商品で、オンチェーン時価総額が約7,000万ドルに達した。このうち約6,986万ドルはEthereum上にある。
年初来の伸びも大きい。2026年初時点では時価総額は約2,200万ドルだったが、8カ月弱で6,960万ドルまで拡大し、増加基調が続いている。
■ IVVonの仕組み
IVVonは、BlackRockのIVV(米国の大型500社に連動するiShares Core S&P 500 ETF)の株式によって、トークンが1:1で裏付けられている。日次のアテステーション(証明)により、保有する原資産と流通トークンが一致していることを検証する。
プロダクトのローンチは2025年7月31日。取引は2025年11月1日に開始した。主な発行・流通基盤はEthereumで、BNB ChainとSolanaにも一部展開している。
配当は自動的に再投資され、時間の経過とともに"トークン当たりの保有株式数"が増える設計だ。現金配当を受け取る代わりに、配当分が追加のIVV株購入に充てられ、トークンの裏付け価値が徐々に上昇する。直近の報告期間におけるトークン換算の価格は、おおむね773〜780ドルのレンジで推移した。
非米国投資家は、24時間体制でミント(発行)および償還が可能とされる。
■ トークン化ETF市場の全体像
2026年5月時点で、トークン化ETF市場全体のオンチェーン時価総額は4億3,000万ドルに到達。IVVonはその約16%を占める。
ONDO Financeのプラットフォーム全体では、2026年8月までに預かり資産(TVL)が10億ドルを突破した。さらに2026年7月には、米SEC規制への準拠を想定した別モデルも立ち上げ、規制上の制約でIVVonに参加できなかった米国投資家への提供余地を広げた。