米・イラン和平合意で原油供給だぶつき懸念、価格急落

ME Newsによると、7月4日(UTC+8)、米国とイランの和平合意を受けて供給が一気に増えるとの見方が広がり、需要の弱さも重なって原油相場が軒並み急落した。世界的な原油余剰への警戒が再燃している。 足元の急変は鮮明だ。3カ月足らず前には世界の指標原油が過去最高値を更新し、数週間前にはイラン危機で在庫が危険水準まで減ったとして業界幹部が警告していた。 ホルムズ海峡の再開による目先の影響に加え、モルガン・スタンレーやゴールドマン・サックスなど複数機関のアナリストは今週、来年の市場が供給過剰に傾くリスクを指摘した。エネルギー・アスペクツで石油調査部門を率いるキット・ヘインズ氏は「現在の市場センチメントは圧倒的に弱気だ」と述べた。 米・イランがホルムズ海峡再開に向けた覚書を6月中旬に締結する前から、ペルシャ湾岸の供給者は出荷を増やし始めていた。合意後の数週間で、戦争勃発によって滞留していた原油6,000万バレル超が市場に流入したという。(Jin10)(出所:ODAILY)