ジェーン・ストリート、Q2の13Fで米スポット・ビットコインETF保有が10億ドル超に
AI マーケットサマリー
ジェーン・ストリートの13Fによると、6月30日時点で米国の現物ビットコインETFの株式を10億ドル超保有しており、ブラックロックのIBITで約8億2,800万ドルのポジションが最大で、FBTCとGBTCにも追加のエクスポージャーがある。この開示は、現物BTC ETFへの機関投資家規模での参加が継続していることを強調しており、流動性やアービトラージのフローを支える可能性がある。ただし、13Fデータは報告対象証券の四半期末時点のスナップショットであり、ヘッジやデリバティブ、またはBTCのネットリスクは明らかにしない。
影響度
● 普通
影響を受ける資産
BTC/USDT+1.11%
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● ニュートラル
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クオンツ取引大手のJane Street(ジェーン・ストリート)は、6月30日時点で米国のスポット・ビットコインETFを合計10億ドル超保有していたことを開示した。最新のForm 13Fによると、最大の保有先はBlackRock(ブラックロック)のiShares Bitcoin Trust(IBIT)で、報告ベースの評価額は約8億2,800万ドル。残りはFidelity(フィデリティ)のFBTCやGrayscale(グレースケール)のGBTCなどにも配分されている。
同社のIBIT保有は第1四半期末(3月31日)から大きく増加した。3月31日時点ではIBIT約590万株、評価額は約2億2,500万ドルだった。なお、同社は2025年末時点でIBITを2,000万株超保有していたこともある。
一方で、13Fが示すのは四半期末に保有していた「対象有価証券」のスナップショットであり、売買のタイミングや取得単価は分からない。さらに、ショートポジションや多くのデリバティブ取引は反映されないため、投資家が読み取れる情報には限界がある。
今回の10億ドル超という数字も、Jane Streetがビットコインを直接保有している、あるいは必ずしもヘッジのない形で強気ポジションを取っていることを意味しない。開示対象はETFの「株式」であり、現物ビットコインは各スポットETFがカストディを通じて保有し、投資家はそれに連動する証券を保有する構造だ。同社は定量トレーダー、マーケットメーカー、流動性提供者として活動しており、ETF在庫は裁定取引やヘッジ、顧客取引対応などの目的で保有される可能性がある。
記事作成時点でビットコイン価格は24時間で1.19%上昇し、64,268.03ドル。次回の13Fは9月30日時点の報告対象ポジションを示す見通しで、SECは2026年11月16日を第3四半期分の提出期限としている。それまで、6月末時点の開示はあくまで過去時点の記録となる。
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