ゴールドマン・サックス、XRP現物ETF保有額8700万ドル規模に拡大 機関投資家需要が加速
AI マーケットサマリー
ブルームバーグの13Fデータによると、ゴールドマン・サックスは第2四半期に現物XRP ETFの大規模なポジション(約8,740万ドル)を再構築した。これは堅調なETF需要と並行しており、累計純流入は約18億ドル、米国の現物商品への週間流入は1億1,049万ドルとなっている。ビットワイズのXRPCがAUM5億ドルを超えたことは、XRPが直近高値から反落する中でも、機関投資家の採用が加速していることを裏付ける追加の確認材料となる。これは、現物のモメンタムが弱いにもかかわらず、資金フローの面では下支えとなる環境を示唆している。
影響度
● 普通
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2026年4〜6月期(第2四半期)にかけ、機関投資家によるXRP現物ETFへの需要が急速に強まった。ブルームバーグ・インテリジェンスのデータ(ETFアナリストのジェームズ・セイファート氏が共有)によれば、ゴールドマン・サックスは第2四半期末時点でXRP ETFへのエクスポージャーが約8740万ドルに達した。前四半期から約8310万ドル増加し、開示されている機関投資家の中で最大の保有者となった。
セイファート氏は13F提出書類に基づき、同社が米国上場のXRP現物ETFで最大の保有者になったと指摘。保有数量は約8400万XRPで、このうち約8300万XRPは直近四半期に購入されたという。2位はジェーン・ストリートで約1660万ドル、3位はミレニアム・マネジメントで約1620万ドルのエクスポージャーとされる。
資金流入の強さも際立つ。米国のXRP現物ETFは設定来の累計純流入が約18億ドルに到達。XRP価格が8月高値の約1.70ドルから後退する局面でも、資金は流入基調を維持した。8月28日までの1週間では純流入が1億1049万ドルとなり、年初来で最大の週間流入を記録。XRPは同期間に1.70ドルから1.38ドルへ約20%下落したが、ETF需要は底堅さを示し、押し目での積み増しが続いている可能性がある。
運用会社側でも節目が相次ぐ。ビットワイズのXRP ETF(XRPC)は運用資産残高(AUM)が5億ドルを突破し、ローンチから9カ月で到達した。XRPCは米国市場で、ETFを通じて規制下でXRPにアクセスできる商品として位置付けられており、XRPのリアルタイム国際送金といったユースケースへの期待も背景にある。
市場価格は9月入り時点で1.36〜1.40ドル近辺で推移し、8月後半の上昇を維持できなかった。1.40ドルは短期の重要な攻防ラインとなっており、上抜けて定着すれば1.70ドル付近からの下落で傷んだ短期構造の安定につながる。一方、回復に失敗すれば8月の下値支持線を再び試す展開も想定される。ETF流入が価格回復に波及するには、現物市場での買いの追随がより強まる必要がある。
現時点で測定可能な機関投資家シグナルとしては、ETF需要の強さが際立つ。ゴールドマン・サックスの約8740万ドルの開示エクスポージャー、ビットワイズのAUM5億ドル到達、週間純流入1億1049万ドルという数字は、XRPが調整する中でも関心が続いていることを示している。
本稿は情報提供のみを目的とし、投資助言ではない。暗号資産市場は価格変動が大きい点に留意したい。