米雇用指標の鈍化と原油安で金が続伸
AI マーケットサマリー
ADP民間雇用者数が予想を下回り、原油価格も軟化したことを受けて、金は上昇幅を拡大し、リスクオフの傾きが強まるとともに、短期的なインフレ圧力への懸念が和らいだ。市場は、労働市場の冷却を確認し、FRBの政策経路への含意を見極めるため、今後発表される米国の非農業部門雇用者数に注目している。貴金属全般(銀、プラチナ、パラジウム)の強さは、防衛的なポジショニングと、ヘッジ需要の継続を示唆している。
影響度
● 中
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金相場は木曜日も上昇が続き、現物金は1オンス=4063.56ドルまで買われた。前日には6月23日以来の高値となる4114.99ドルを付けている。材料となったのは、ADPが発表した米民間雇用者数の増加が9.8万人にとどまり、市場予想の11.8万人を下回ったことに加え、原油価格が下落したこと。市場では、この日公表される6月の米非農業部門雇用者数(NFP)を見極め、米連邦準備制度理事会(FRB)の政策見通しを探る動きが強まっている。貴金属では銀、プラチナ、パラジウムもそろって上昇した。