フランクリンのXRP現物ETF、純流入累計5億ドル突破 到達は2本目
AI マーケットサマリー
フランクリン・テンプルトンの現物XRP ETF(XRPZ)が累計純流入額で5億ドルを上回ったことは、足元の価格軟化にもかかわらず、規制下でのXRPエクスポージャーに対する持続的な機関投資家需要を浮き彫りにしている。米国の現物XRP ETF全体での2,265万ドルの1日流入(ビットワイズの商品が主導)は、XRP連動商品における短期的なリスク選好と流動性の改善を示唆する。9月の出来高増加と累計流入の持ち直しは、スプレッドの縮小と、基礎市場への参加拡大を後押ししている。
影響度
● 普通
影響を受ける資産
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フランクリン・テンプルトンが運用するXRP現物ETF「XRPZ」が、純流入の累計で5億ドルを突破した。米国の現物XRP ETF市場で9月25日にまとまった資金流入が入り、XRPZは累計純流入が5億ドル台に乗せた。5億ドル到達は現物XRP ETFとして2本目となる。
9月25日は、現物XRP ETF5本合計で2,265万ドルの純流入を記録し、直近1カ月で最大の日次流入となった。当日の流入に寄与したのは2本のみで、ビットワイズの「XRP」が1,839万ドルと全体の81%を占めた。残る426万ドルがフランクリンの「XRPZ」だった。
フランクリンの流入額はビットワイズより小さいものの、これによりXRPZの累計純流入は4億9,670万ドルから、報道時点で5億99万ドルへ増加。設定来で初めて5億ドルの節目を超えた。XRPZは2025年11月下旬の設定から約10カ月での到達となる。
XRPZは2025年末時点で累計純流入が2億4,258万ドルだった。足元のXRP価格が伸び悩む局面を挟みながらも、2026年に入ってから追加で2億5,800万ドル超の資金を集めた計算になる。9月単月ではこれまでに3,813万ドルの純流入を記録している。
8月以降のXRP価格の持ち直しが、規制下の商品への関心を再び高めたとみられる。月間純流入3,813万ドルは、1月の5,983万ドル、5月の4,182万ドルに次ぐ3番目の高水準で、9月はXRPZにとって売買代金も過去最高となった。今月これまでの出来高は2億1,790万ドルと、2025年12月に記録した1億7,644万ドルを上回っている(出所:Sosovalue)。
9月25日の流入を受け、5本の現物XRP ETF合計の累計純流入は17億9,000万ドルに拡大。9月17日に13億9,000万ドルまで低下して以降、再び増加基調にある。
XRPZが5億99万ドルに到達したことで、フランクリンは累計純流入ベースで2位の地位を強化した。3位はカナリー・キャピタルの「XRPC」で、累計は4億8,937万ドル。XRPCは米国で最初の純粋な現物XRP ETFとして先行優位を持っていたが、2026年に入ってビットワイズとフランクリンが上回った。
現時点の首位はビットワイズで、累計純流入は6億7,629万ドル。カナリーのXRPCは9月の新規資金獲得が鈍く、9月1日に300万ドルの流入を記録して以降、9月17日の137万ドル流出を除けばフローはゼロとなっている。XRPCが累計5億ドルを突破するには、追加で約1,060万ドルの純流入が必要だ。