フランス当局、Polymarketを"違法賭博サイト"として遮断命令 規制対象は30超の地域に拡大

AI マーケットサマリー
フランスのANJはISPに対しPolymarketをブロックするよう命じ、予測市場を違法賭博として扱い、アクセスを制限する30以上の司法管轄区域に加わった。この動きは、オンチェーンおよび暗号資産隣接の賭け/予測商品に対する規制当局の敵意が強まっていることを浮き彫りにし、関連プロトコルとユーザー活動にとってコンプライアンスおよび流通リスクを高める。短期的には、この見出しは、執行への再注目、消費者保護の枠組み、許可不要市場の運用上の脆弱性を通じて、広範な暗号資産センチメントの重しとなり得る。
影響度
● 中
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フランスの賭博規制当局オートリテ・ナショナル・デ・ジュー(ANJ)は7月16日、予測市場プラットフォームのPolymarketについて、金融取引の場ではなく違法な賭博サイトに当たるとして、インターネット接続事業者(ISP)にアクセス遮断を命じた。ANJは、従来の措置ではフランスの利用者を排除できなかったと説明している。 ANJが引用したSimilarwebのデータによると、2025年6月のフランスからのアクセスは57万8,751件、ユニーク訪問者数は20万5,057人に上った。フランスでは2024年11月以降、同サイトに関連する金融取引が禁止されていたが、VPNの利用で回避でき、トップページは閲覧可能な状態が続いていた。利用者はライブ市場やオッズを確認でき、ANJはこの"リアルタイムのオッズ表示"が無許可の賭博サービスの拡散・宣伝につながると指摘。ANJは"賭けの対象となるさまざまな事象のオッズを動的にリアルタイム表示する同サイトのホームページは、フランスで認可されていないにもかかわらず、Polymarketの提供内容を広め促進する主要な経路となっている"と書面で述べた。違反に対する罰金は最大10万ユーロ(11万4,380ドル)に達し得る。 CoinDeskのコメント要請に対し、Polymarketは直ちに回答しなかった。 ANJは別件として、フランス気象局MétéoFranceからの申立ても挙げた。天候に連動したベットに関連し、温度センサーが改ざんされた疑いがあるとして、パリ検察のサイバー犯罪部門が5月4日に捜査を開始したという。さらに、"Fredi9999"として知られるフランス人トレーダーが、2024年に数百万ドル規模のポジションで米大統領選のオッズを動かした事例にも言及した。 フランスの姿勢が強硬化したのは2026年2月。ANJは、依存性を促す仕組みや、賭け金上限・自己排除(セルフエクスクルージョン)機能の欠如を理由に、予測市場を違法賭博に再分類した。 ANJによれば、フランスは昨年、賭博関連URLを1,290件遮断。Polymarketの遮断・制限に動く国・地域は増え続け、現在は30超の法域で制約を受けている。スイスは2024年11月に遮断し、2025年初頭にポーランド、シンガポール、ベルギーが続いた。ポルトガルは2026年1月に措置を講じ、スペインは5月に調査を理由として暫定的な遮断を実施。ブラジル、アルゼンチン、インド、インドネシアも対応しており、イタリア、ドイツ、ルーマニア、ハンガリー、ウクライナでも同様の動きが確認されている。