ダラス連銀のローガン総裁:少なくともあと2回の25bp利上げが必要

10月31日、ダラス連銀のローガン総裁は、現在の経済見通しを踏まえ、少なくとも0.25%ポイントの追加利上げを2回実施し、政策金利の累計引き上げ幅を0.50%ポイントとする必要があると述べた。その後は景気・金融情勢を見極めるため一時停止し、次の対応を判断する。 今週の連邦公開市場委員会(FOMC)の10対2の票決で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを3.75〜4.00%に維持する決定に賛成した。インフレ率は依然として高すぎる。景気を十分に抑制し、インフレを2%目標に戻すには、政策金利を少なくともさらに0.50%ポイント引き上げる必要があるとの認識を示した。 技術投資の見通しや地政学的な緊張が市場の変動を助長していると指摘。こうした環境では、政策調整を段階的に進めることが家計、企業、市場参加者の金利上昇への適応を助け、経済活動が不必要に急減するリスクを抑える。 連銀は政策目標を明確に発信すべきだと強調した。危機時に限ってガイダンスを示すべきだとするパウエル議長の見方とは異なる立場だ。現在の金融情勢は引き続き経済成長を支えている。長期借入コストの上昇は主に、投資家がより強い成長と高い金利を織り込んでいることを反映したもので、経済への独立した下押し要因ではないと述べた。 会合を1回見送って金利を据え置いても、最終的な政策目標は変わらない。市場が連銀の政策計画を理解していれば、利上げの正確なタイミングが借り手の長期金利に与える影響は限定的だ。