Coldcardのファームウェア欠陥でBTC約2,000枚流出 ETFへの資金シフトで保管論争も再燃
ハードウェアウォレット「Coldcard」のファームウェアに存在した脆弱性が悪用され、約2,000BTCが盗まれた。被害額は約13億ドルにのぼる。
このセキュリティ事故の後、米国の現物ビットコインETFには数日間で約6億2,600万ドルの純流入が発生した。ブルームバーグのETFアナリスト、エリック・バルチュナス氏は、今回のインシデントがETFへの資金移動を促したとの見方を示した。
保管(カストディ)をめぐる議論も活発化している。Casa共同創業者のジェイムソン・ロップ氏は、第三者カストディには固有のリスクがあると指摘。ビットコインコアの初期開発者であるピーター・トッド氏は、自己保管(セルフカストディ)は中央集権的な機関よりも安全面での実績が良いと主張した。
一方、Onramp共同創業者のマイケル・タンガマ氏は、複数主体で管理する「マルチカストディ」モデルを提案。分散化の原則との整合性を含め、賛否が分かれている。