Coldcard、Mk3ハードウェアウォレットでシードフレーズ漏えいリスクの可能性を警告

BlockBeatsによると、カナダのハードウェアウォレットメーカーCoinkiteは7月31日、セキュリティ勧告を発表した。Coldcard Mk3でファームウェア4.0.1〜5.0.3を用いてニーモニック(復元フレーズ)を生成したユーザーに対し、資産を速やかに別環境へ移すよう呼びかけている。 同社の予備的な分析では、BIP39のパスフレーズを使用しているウォレットはリスクが相対的に低い可能性があるとした。Coldcard Mk4、Q、Mk5は影響を受けないとしており、調査は継続中だ。 一方、セキュリティ研究者は594.48BTC(約3,830万ドル)に及ぶ不審な資金移動を調査している。AnchorWatchのCEO、ロブ・ハミルトン氏は、攻撃者が3ブロックの間に1,324件のUTXOを500件のトランザクションに分散して移動させたと説明し、ウォレット生成時の乱数エントロピー不足が原因となった可能性を指摘した。 また、WizardsardineのCEO、ケビン・ロアエック氏は、脆弱性がソフトウェアライブラリ、セキュリティチップ、特定ロットの端末、またはエントロピーの低い乱数生成器を含むファームウェアに関連している可能性があるとの見方を示した。攻撃者がAI生成のスクリプトを用いて、影響を受けるウォレットを総当たりで探索している可能性もあるという。 現時点では、この資金移動がColdcard Mk3の問題と直接結び付く決定的な証拠は確認されていない。