ブラックロック、ビットコインの市場心理に変化 分散投資需要が鮮明に
AI マーケットサマリー
BlackRockのデジタル資産責任者は、7月のAI主導の株式調整後に、分散需要がより健全になり、ビットコインが米国株式から徐々にデカップリングしていることを挙げ、ビットコインのセンチメントに微妙な変化が生じていると指摘した。米国の現物ビットコインETFは5日連続で純流入(約8億5,350万ドル)を記録し、BlackRockのIBIT(約6億9,370万ドル)が主導した。これは強い機関投資家の参加を示し、ファンダメンタルズ主導の長期保有者基盤を強化した。
影響度
● 高い
影響を受ける資産
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▲ 強気
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ChainThinkによると、8月11日、The Blockはブラックロックでデジタル資産部門責任者を務めるロバート・ミッチニック氏の発言を報じた。同氏は、過去1カ月でビットコインの市場センチメントに"明確だが微妙"な変化が生じ、米国株との連動性が徐々に薄れてきたとの見方を示した。
ミッチニック氏は、年初はAI関連株が上昇する一方でビットコインが横ばいとなり、デカップリングの動きが一時的に鈍ったと説明。7月にAI関連株が急落局面を迎えた際には、ビットコインが米国株を大きく上回ったとしている。こうしたデカップリングはより健全で、投資家の一部がビットコインをポートフォリオの分散手段として位置づけ、他資産のテールリスクに備えるヘッジとして活用している点を背景に挙げた。
資金フロー面では、先週の米国現物ビットコインETFは5営業日連続で資金純流入となり、合計は約8億5,350万ドル。4月中旬以来の週次ベースでの好成績だった。内訳では、ブラックロックのIBITが6億9,370万ドルの純流入となり、現物ビットコインETF全体の純流入の8割超を占めた。フィデリティ関連ETFは1億1,640万ドルで、構成比は約13%だった。
ミッチニック氏は、ビットコインETFの投資家は依然としてファンダメンタルズ重視で、長期保有が中心だとも指摘。ビットコインはこれまでに5回の主要な強気・弱気サイクルを経験しており、各サイクルは大きな変動を伴いながらも、前回を大きく上回る水準で終えてきたと述べた。