相場反発でビットコインETFに2億9,756万ドル流入、ブラックロックとフィデリティが計2億7,200万ドルを吸収
AI マーケットサマリー
現物ビットコインETFは単一セッションで純流入が2億9,756万ドルとなり、3日連続の流出を断ち切って需要の再燃を示した。資金フローはブラックロックのIBIT(+1億6,023万ドル)とフィデリティのFBTC(+1億1,190万ドル)に大きく集中し、一方でBTC ETFに償還は見られなかった。ジェーン・ストリートが開示した10億ドル超のETFエクスポージャーは、機関投資家の参加を裏付ける。イーサリアムETFもプラス(+3,085万ドル)に転じ、ETHAが主導した。
影響度
● 高い
影響を受ける資産
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ビットコイン現物ETFは1日で純流入2億9,756万ドルを記録し、前週まで3営業日連続で続いていた資金流出に終止符を打った。流入の中心はブラックロックとフィデリティで、ブラックロックのIBITに1億6,023万ドル、フィデリティのFBTCに1億1,190万ドルが入り、両社で当日の資金流入の9割超を占めた。
個別では、ARK 21SharesのARKBが1,418万ドル、モルガン・スタンレーのMSBTが1,124万ドルの純流入。ビットコイン関連商品で純流出を記録したものはなかった。ビットコインETF全体の売買代金は21.2億ドル、純資産総額は774.1億ドルで引けた。
機関投資家の関与を示す動きも確認された。クオンツ系トレーディング企業のJane Streetは、現物ビットコインETFで10億ドル超のポジションを開示。内訳はブラックロックのIBITに約8.28億ドルが集中し、残りはフィデリティおよびグレースケールの商品に分散された。
Harvard Management Companyは第2四半期末時点でIBITの保有を据え置いた。保有株数は3,044,612株、評価額は6月下旬時点で1億140万ドル。2期連続で持ち高を減らした後、前四半期と同水準となった。
イーサリアム現物ETFも反転し、純流入3,085万ドルを計上。資金は3本に分かれ、ブラックロックのETHAが約2,590万ドルで最多、フィデリティのFETHが427万ドル、BitwiseのETHWが約68.2万ドルとなった。イーサリアムETFでも純流出は確認されなかった。セクターの売買代金は4億5,973万ドル、純資産総額は105.9億ドル。
一方、XRP、ソラナ、HYPEに連動する商品は当日、設定・解約ともに動きがなく、週初の回復局面はBTCとETHが主導する形となった。