日銀が政策金利を1.25%へ引き上げ、ビットコインは7万7,000ドル台を維持
AI マーケットサマリー
日本銀行は政策金利を25bp引き上げて1.25%とした(賛成7、反対2)が、USD/JPYが約157.15まで上昇したことで円は下落し、加速的な引き締め局面への信認が限定的であることを示唆した。為替の反応が限定的だったことで、円キャリートレードおよびより広範なリスク資産への当面のストレスは低下した。暗号資産は底堅く推移し、BTCは77,000ドルを上回って推移した。決定を前に、現物ETFの純流入が約1億5,900万ドルあったことが支援材料となった。
影響度
● 普通
影響を受ける資産
NCFXUSD2JPY/USDT+1.36%
AI インサイト · NCFXUSD2JPY/USDTAI インサイト
● ニュートラル
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CoinDeskによると、日銀は9月17〜18日の金融政策決定会合を受け、政策金利を25bp(0.25%)引き上げて1.25%とした。3カ月で2度目の利上げとなり、日本の借入コストは1995年以来の高水準に達した。
決定は賛成7、反対2。反対票が出たことで、今後の利上げペースが急速に強まるとの見方はやや後退し、市場の反応は総じて落ち着いた。物価面では圧力が続いており、8月のコア消費者物価指数は前年同月比1.7%上昇。エネルギー価格と円安が押し上げ要因になっているという。
為替市場では円高は進まず、ドル/円は一時157.145まで上昇し、この日の円は最大0.8%下落したことを示した。今回の利上げは、米連邦準備制度理事会(FRB)の25bp利上げや、今月の欧州中央銀行(ECB)の利上げに続く動き。主要中銀が引き締め姿勢を維持する中でも、日銀の決定を受けた円キャリートレード関連資産の大きな売りは確認されなかった。
暗号資産市場も底堅く、ビットコインは7万7,000ドルを上回る水準を維持。暗号資産の世界時価総額は約2.73兆ドルとされる。資金フロー面では、9月17日にビットコイン現物ETFが約1億5,900万ドルの純流入を記録し、日銀決定を前に相場を下支えした。
市場の次の焦点は植田和男総裁の発言で、利上げの先行きが段階的なペースにとどまるかどうかが注目される。