シンガポールの石油製品在庫が反発も13年ぶり低水準付近にとどまる

シンガポールの石油製品総在庫は3526万バレルと、前週から小幅に増えたものの、13年ぶりの低水準圏にある。ガソリン在庫は2週ぶり低水準に落ち込み、輸出が57.2万トンと輸入の23.3万トンを大きく上回り、主な仕向け先はインドネシアやオーストラリアなどだった。軽質留分の取り崩しに加え、地政学的な衝突でホルムズ海峡の貨物流動が不安定となり、域内の供給逼迫感が強まっている。これらのデータは、アジアの燃料油市場で短期的な需給の歪みが生じていることを直接示している。