インドと日本、JCMの実施規則に合意 米国産LNGのアジア転売排出が懸念に
インドと日本は《共同クレジット制度(JCM)》の実施規則を正式に採択し、低炭素プロジェクトを通じた二国間協力の運用枠組みを整えた。これとは別に、Zero Carbon Analyticsの分析では、日本が2020~2025年に米国産LNGをアジア(インドを含む)へ転売したことで、年間約17基の石炭火力発電所に相当する排出が発生したとされた。排出の主因として、供給網でのメタン漏えいと最終利用時の燃焼が挙げられている。LNGのサプライチェーンに潜む高い炭素コストが、地域の気候政策や取引先によるESG審査の厳格化につながる可能性がある。