1. マーク価格
2. 指数価格
BingXは無期限先物取引の「最新指数」に複数の取引所のデータを継続的に導入し、最新指数価格の安定性を高めるとともに、指数価格の乖離を小さくすることを目指します。 参考となる主な取引所はBinance、Gate.io、OKX、MEXCなど。BingXは実際の状況に応じて、新しい取引所を参照リストに追加または既存の取引所を削除します。
注意事項:
- 同一取引所に同一原資産のペアが複数存在する場合、USDT先物取引ペアを優先して採用します。USDT先物取引ペアが存在しない場合はUSDC先物取引ペアまたはUSD先物取引ペアを採用します。
- 各外部取引所の価格計算比重は同じです。
- 外部取引所のデータが現在のシステム時刻より5秒以上早く/遅く返された場合、この計算ではその取引所は無視されます。
- 指数価格が更新されるたびに、マーク価格も同時に更新されます。
- 外部取引所の最終価格と、上記すべての取引所の価格の中央値との乖離が3%以上ある場合、その外部取引所は指数価格の計算に含まれません。
例:
BTC/USDTの指数価格を例にして計算してみましょう。
Binance、OKX、Coinbase、Bitstamp、Bittrex、Gate.io、MEXC、Kraken、Bybitの最新のBTC価格がそれぞれP1~P9であるとします。
- P1~P9を小さい順から並べ、中央値を取ります。Pmedianを名付けて、Pmedian=P5と仮定します。
- Px/Pmedian-1|を計算し、結果が3%より大きい場合、Pxを排除します。
- 保持されたPxに等しい比重を与え、最終的に保持されたのは(P1、P3〜P8)の計7個と仮定すると、Weight = 1/7となります。
- 指数価格 "PIndex" = P1 × Weight + P3 × Weight + ... + P8 × Weight
従って、BTC/USDTの指数価格はPIndexとなります。
BingXは独自の裁量により、いつでも理由の如何を問わず、事前に告知することなく、イベントの内容を調整、変更、またはイベントを中止する権利を有します。
注意:現在BingXでは、指数価格価格をポジションの新規・決済注文のトリガー条件として利用できます(例:トリガー注文、利確/損切り注文など)。
ただし、指数価格には対応するローソク足チャートが表示されないため、チャート上で過去の推移やトリガーポイントを直接確認することはできません。
注文がローソク足チャート上でトリガーされたかを視覚的に確認したい場合は、「最終価格」または「マーク価格」をトリガー条件として選択することをおすすめします。